スパイダーマンバース を見ました
めちゃめちゃ面白かったです。
最高だった。絶対見るべき。オススメとか言ってられないレベル。
プロメアとよく比較されてたので逆に手を出せなかったんですが、本当にとてもとても面白かった。最高。
まず画面ね。
実写とアメコミとアニメのいいとこ取りという感じで、毎シーン格好良くて震えました。
黒ベタを効果的に使ってるおかげで脳が実写と勘違いする瞬間がたくさんあって、それがすごく気持ちいい。
また構図がすごく凝ってるんですよ。超クール。なのにくどくなくてどんどん引き込まれていく。
あとここまでキマってるコミック風演出は初めて見ました。だいたいなんかスベるじゃないですか。でもこの映画はマジでキマってた。
絵コンテとかグッズで出てるのかな…、ちょっと後で見てみよう。本当に感銘を受けました。
次にキャラデザね。
やっぱ複数のスパイディというのが肝の作品なのですごく力を入れたんだろうなと思います。モノクロスパイダーマンが格好良すぎて、あの人が画面に映るとずっと目で追っちゃった。
主人公も途中までは冴えない感じですが(私は可愛いなぁと思って見てたけど)、黒に染まったスーツで登場する時の格好良さがヤバい。好きになっちゃう。多分私この後あの子のグッズ買います。可愛い子が成長してめちゃめちゃ格好良くなるのいいよね…。
新しいスパイダーマンというコンセプトにストリート系がキッチリしっかりハマってて、もう最高なんですわ。
それで脚本ね。
これがもうヤバい。
主人公、別に冴えない内気な男の子ではなく、むしろ真逆なんですよね。ただ自分のやりたいことをやると周囲に馴染まないだけで。
スパイダーマンになる前から孤独を感じていた子だからこそ歴戦のスパイディ達と馴染めたところはあるんだと思います。
でも彼には愛してくれる両親がいて、帰る場所がある。だから戦える。それがすごくテーマとして一貫していて、キャラクターが相当多い映画なのに話の煩雑さは感じませんでした。
悪役が対照的に家族を失った父親というのもニクいですね。特に決戦ではヒロインの立場に父親がいて目の前で戦うという、めちゃめちゃ面白い構図になってました。
悪役が計画を成功させても、その世界の悪役が死に物狂いで取り戻しに来るんだろうなぁ…と思って悲しくて泣いちゃった(ガチ泣き)。
本当に心から楽しめました。最高の映画だと思います。
オススメです。
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