もののけ姫 を見ました

不朽の名作とはこのことかと心で理解しました。
最初から手に汗握るアクション、気持ちよく明るいキャラクターたち、綺麗な自然描写…渾然一体となったそれらにどんどん引き込まれました。
画面づくりだけでなく、エボシの庭やサンに復讐心を抱く女たち、シシガミに希望と憎しみを抱く猪たち、懸命に戦い続ける山犬たちというどうにもならないお互いの立場としきたりと心情が何層にも重なっていて、いくらでもあの世界について考えていられます。
特にたたら場の描写が今回はすごく胸にきました。憎い敵などどこにもいないとわかってしまったアシタカの葛藤がつらい。
幼い頃はアシタカもふいご踏みたいんだな~楽しそうだな~としか思わなかったんですけど…何しろ幼かったので…。
それにしてもアシタカ、サンに一目惚れしてからすごい猛アタックかましてますね。改めて見ると。
やっぱりジブリナンバーワンイケメンは違うわ。