プロメア を見ました(26回目・立川シネマツー)

面白かったです!!!
もうさすがに飽きは感じるけど、それにしても食い入るように見ちゃうんだよな。何なんだいったい。
今過去ログを見返したらちょうど約一年ぶりに見てました。GWはイベント上映してくれやすいのかな。
たまにアマプラで同時実況はしてるんですが、それにしても半年ぶりくらいに見たはず。


ガロリオとクレイの違いは自分のために人を救うのか人のために人を救うかだよなぁとか、
「雷鳴は何度も産声を上げる」の音ハメ最高だよなぁとか、
人工呼吸のときの神聖さはそれこそ神がかってるなぁとか、
感想は色々あるんですが、今回は氷湖でのデートについて語りたい気分です。

私はあそこ、ガロには選択肢があるって示唆が含まれてると理解してるんです。
普通に可愛い女の子とくっついてこれまでの常識のまま幸せに生きるっていう、全てに対して鈍感なままでいるルートですね。
ガロは前半まさに鈍感な男として描かれていて、バーニッシュ達の真意にも仲間達の問題意識にも気づかずただクレイに相応しい自分であろうとするじゃないですか。
あの時、「アイナはアイナだ」と言ってアイナの壁を取り払いますけど、あれは同時に「ガロはガロだ」というブーメランになってるんじゃないかと思います。
その後ガロは炎に目を奪われて前半でガロが追っていた「普通の幸せ」を手放してどんどんその裏側に突っ込んでいくんですよね。
今日改めて見ると敵性バーニッシュかもわからない状態で本部に連絡させて洞窟に銃を構えながら突っ込んでいくガロやべえな…と思ったんですが、あの世界ではそういう態度が当然だったのだと思います。「死んだら灰になる」というあまりに大きな事実すら知らないほどのお互いの断絶があったんでしょうね。
だからあそこを境にガロががらっと態度を変えてバーニッシュ側につくの、ものすごく勇気がいることだったと思うんですよ。
ガロのそういうところが好きです。
そうして最後に隣にいるのは、曰く付きでこれからも間違い無くたくさんの困難が待っている、絶対に「普通」ではいられないボスなんですよね。
でもガロリオの二人って絶対あの後、手と手を取り合って「幸せ」に生きていくじゃないですか。
プロメアのそういうところが好きです。
終わり。